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図書館のつぶやき

学生アルバイト含め図書館スタッフ約10名が交替で担当する本の紹介コラム、企画展示や各種イベントのお知らせなど、もろもろのご案内を掲載しています。

図書館スタッフ

北海道教育大学附属図書館釧路館のつぶやきです。

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2015年10月05日(月)

秋の足音

みなさま、お久しぶりです!アルバイト2年目S.Mです。
二ヶ月に渡る長い、長い夏休みが終わり、後期の授業がスタートしました(*^_^*)

夏も終わり、気づけば肌寒い秋がもうやって来ています。
「○○の秋」の○○の部分、皆さんはどんな言葉を入れますか?
私はやっぱり「食欲の秋」「読書の秋」です!

といっても食欲に関しては春も夏も元気に季節の幸を堪能していたので、
なんだかあまり変わってないような(-_-)
いっぱい食べて、暖かい部屋で本を読む。
自堕落な生活になりそうでちょっと恐ろしい(^^;)
ダイエットも視野に入れつつ、秋を楽しみます!!

さて、過ぎ去った夏の話です。
私の夏は実習&実習のため、北海道の色々な所を巡っていました。
普通に生活していると行かない場所にまで行ったので、なんだかちょっとだけ成長した気分。
今年の夏、皆さんは素敵な思い出を作りましたか?

さて、それでは恒例の本紹介のコーナー!
今回私が紹介するのはこちら!

「吾輩は猫である」 ( 夏目漱石著 / 新潮文庫 ) 
4101010013.jpg

「吾輩は猫である。名前はまだ無い。どこで生れたかとんと見当がつかぬ。」
という書き出しが非常に有名なこの作品。
読んだことがなくとも、書き出しの部分だけならば分かると言う人も多いのでは。
お恥ずかしながら、私、この作品を今まで読んだことが無く、今年の夏、ついに書店で手に入れました!
そんな私のような人がいるかもしれない!というかいて欲しいという願いの元、簡単に説明します。

この物語の語り手「吾輩」は、中学校の英語教師である珍野苦沙弥の家に飼われている猫です。
猫の視点から物語が進むなんて、最近の小説ではそれほど珍しくないですが、
明治38年にはかなり珍しかったのではないでしょうか。
珍野一家や、そこに集う彼の友人や門下の書生たち、「太平の逸民」(第二話、第三話)の人間模様を
風刺的・戯作的に描いた、文豪、夏目漱石の処女小説です。

風刺的、戯作的と書いてありますが、その風刺がなかなかに強烈。
また登場人物も美男美女というよりは……う~ん。というような人ばかり。

フフっと笑う箇所もありながら、「なるほど」と思わせるところも多いこの作品。
秋の夜長に是非読んでみて下さい。
(アルバイト S.M)